――ガコンッ
飲み物が出て来た。
俺は飲み物を取ると、
「あっ…」
出て来たのはブラック珈琲ではなくカフェオレやった。
「ごめん、間違えて押してもうたわ」
自動販売機の飲み物を見ると、カフェオレは1番下の段ブラック珈琲は1番上の段にあった。
俺が飲めへんのわかってたんかな?
「おおきに」
「アイドルなんやから財布ぐらい持っときや、彼女の前やったら恥かいてたで」
「彼女…居らん」
俺は立ち上がり近くのベンチに腰を下ろした。
「話って何?」
特に話はない…。
せやけど、
「名前教えてや」
知っている事を聞いた。
「菅原莉來」
「莉來ちゃんって言うんやな!莉來って呼んでもええ?」
冗談で言ってみると、
「好きにすればええやん」
「ほんま?俺の名前はな…」
「永瀬蓮…くん」
嘘…。
「俺の事知ってたん?」
「友達がジャニーズ好きやねん」
「友達が話してるの聞いてるとな、興味ないけどつい覚えてまうねん」
「莉來はジャニーズ好きやないん?」
何て事聞いてるんやろ俺…。
「ジャニーズって言うか…アイドルが嫌い、アイドルなんてテレビの前で笑ってるだけやん、どうせ裏では悪口ばっかやん」
「そんなことない!」
俺は行き良いよく立ち上がった。
「莉來、ジャニーズの俺やなくてほんまの俺を見て!」
「…は?」
意味わからへん。莉來は絶対に今そう思っているはずや。
「俺のこと見てや」
莉來は一回溜め息をつき、
「…わかった」
「ほ、ほんま?」
「嫌って言うてもわかったっていうまでしつこく言うつもりやったんやろ?」
うっ…バレてる。
「俺頑張る!」
「おー、頑張れ頑張れ」
莉來…棒読みやん。
「そろそろ、行かな」
「またバイト?」
「病院」
「まさか…病気?」
「ちゃう、お母さんが入院してんねん」
「莉來のお父さん何してるん?」
そう言うと莉來は黙り込んでしまった。
「…出て行った」
「え…?」
「この話は長くなるから言わへん」
「じゃあ、連絡先教えて?」
俺の言葉に驚く莉來。
「何かあったらいつでも連絡できるように」
「…ごめん」
「え…?や、やっぱり無理やんな?」
無理やり笑っていると、
「ちゃうねん…携帯持ってなくて…」
「あ、そうなんや…」
「ほんまに、ごめん」
「うぅん、病院まで送るで」
「いや、ええよ」
「ええから」
「ええって!」
「送る!」
「大丈夫!」
こんなんやったらきりがない。
「ジャンケンで決めようや俺が勝ったら送る。莉來が勝ったらついて行かへん」
「…ええやん」
「最初はグージャンケンポン!」
俺はグーを出して莉來は…
チョキやった。
「…勝った!」
「何でやねん…いつも負ける」
ジャンケン弱いんや…
でもこれで莉來もっと一緒におれる。
「さ、行こか」
「…はぁ」
え、今溜息つかれた?
おもたい男とか思われたんかな…?
「だるい…」
ボソッと呟く莉來。
病院に行く時莉來との会話が弾まんかった。
莉來はずっと、「きつい」、「だるい」そうボソッと呟くばっかりで…
病院についた途端頬を手のひらでパシパシ叩いて笑顔で、「またねっ」っと言って中に入って行った。
「莉來…」
けど、あそこに居たなんて俺は全然気づかへんかった。
飲み物が出て来た。
俺は飲み物を取ると、
「あっ…」
出て来たのはブラック珈琲ではなくカフェオレやった。
「ごめん、間違えて押してもうたわ」
自動販売機の飲み物を見ると、カフェオレは1番下の段ブラック珈琲は1番上の段にあった。
俺が飲めへんのわかってたんかな?
「おおきに」
「アイドルなんやから財布ぐらい持っときや、彼女の前やったら恥かいてたで」
「彼女…居らん」
俺は立ち上がり近くのベンチに腰を下ろした。
「話って何?」
特に話はない…。
せやけど、
「名前教えてや」
知っている事を聞いた。
「菅原莉來」
「莉來ちゃんって言うんやな!莉來って呼んでもええ?」
冗談で言ってみると、
「好きにすればええやん」
「ほんま?俺の名前はな…」
「永瀬蓮…くん」
嘘…。
「俺の事知ってたん?」
「友達がジャニーズ好きやねん」
「友達が話してるの聞いてるとな、興味ないけどつい覚えてまうねん」
「莉來はジャニーズ好きやないん?」
何て事聞いてるんやろ俺…。
「ジャニーズって言うか…アイドルが嫌い、アイドルなんてテレビの前で笑ってるだけやん、どうせ裏では悪口ばっかやん」
「そんなことない!」
俺は行き良いよく立ち上がった。
「莉來、ジャニーズの俺やなくてほんまの俺を見て!」
「…は?」
意味わからへん。莉來は絶対に今そう思っているはずや。
「俺のこと見てや」
莉來は一回溜め息をつき、
「…わかった」
「ほ、ほんま?」
「嫌って言うてもわかったっていうまでしつこく言うつもりやったんやろ?」
うっ…バレてる。
「俺頑張る!」
「おー、頑張れ頑張れ」
莉來…棒読みやん。
「そろそろ、行かな」
「またバイト?」
「病院」
「まさか…病気?」
「ちゃう、お母さんが入院してんねん」
「莉來のお父さん何してるん?」
そう言うと莉來は黙り込んでしまった。
「…出て行った」
「え…?」
「この話は長くなるから言わへん」
「じゃあ、連絡先教えて?」
俺の言葉に驚く莉來。
「何かあったらいつでも連絡できるように」
「…ごめん」
「え…?や、やっぱり無理やんな?」
無理やり笑っていると、
「ちゃうねん…携帯持ってなくて…」
「あ、そうなんや…」
「ほんまに、ごめん」
「うぅん、病院まで送るで」
「いや、ええよ」
「ええから」
「ええって!」
「送る!」
「大丈夫!」
こんなんやったらきりがない。
「ジャンケンで決めようや俺が勝ったら送る。莉來が勝ったらついて行かへん」
「…ええやん」
「最初はグージャンケンポン!」
俺はグーを出して莉來は…
チョキやった。
「…勝った!」
「何でやねん…いつも負ける」
ジャンケン弱いんや…
でもこれで莉來もっと一緒におれる。
「さ、行こか」
「…はぁ」
え、今溜息つかれた?
おもたい男とか思われたんかな…?
「だるい…」
ボソッと呟く莉來。
病院に行く時莉來との会話が弾まんかった。
莉來はずっと、「きつい」、「だるい」そうボソッと呟くばっかりで…
病院についた途端頬を手のひらでパシパシ叩いて笑顔で、「またねっ」っと言って中に入って行った。
「莉來…」
けど、あそこに居たなんて俺は全然気づかへんかった。

