甘酸っぱ愛


『あ、絢ちゃん!』

「大丈夫か?」

『へっ?』

「いや、顔がこわばってたから
体調良くないのかと思って」




見てくれてたんだ

嬉しくて涙が出そうだった



「大丈夫か?」


『うん。ちょっと緊張してたの

部長としてもプレーヤーとしても成長する大事な機会だと思うとつい無口になっちゃって』