━━ 高階 絢斗side ━━━━━ † ━━━ 真っ暗な闇だった 寸分先も闇で、自分が誰かもわからない もがいても何も変わらなくて 俺は歩みを止めた 後から戻ってきた一十木にスタメンを取られるなんて 俺のプライドをへし折るには十分な理由だった