甘酸っぱ愛



『一十木』


名前を呼んだだけだったけど

多分色々察したんだろう


あたしの後ろを黙ってついてきた



体育館のすぐ前の階段に座る



先に口を開いたのは一十木だった



「夏休みのとき

お前に言われたことを考えた


俺はどうしてバスケ部辞めたのかって」