叶ったはずの恋。






それから20分後。


「兄貴ー??

ただいまぁー!!!」


無事、家に着いた。


『なつきー!!

久しぶりだな!!


あ、陽菜ちゃん…』


照れくさそうに頬を赤く染める兄貴。

気持ち悪っっ!!


『夏希、陽菜。

お帰り!!』


兄貴の後ろから顔を覗かせたのは陸だ。



陸…片平 陸(カタヒラ リク)


あたしの幼なじみで彼女とラブラブで幸せいっぱいらしい。


ちなみに陸に告白されたことがある。
でもその告白を断った。

だってそのときにはもう、桐ちゃんが好きだったしね。



「は、初めまして!!

夏希さん、陽菜さん。」

と、陸の後ろからヒョッコリ小さい女の子が顔を覗かせた。



ん………??


誰だ?この子…??