ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • お昼休み
    • 教室
    • 告白

    「あ、背中に虫」
    悲鳴をあげた私を笑う。
    大好きな隣の席のアイツは嘘つき。

    「パンツ見えてんぞ」
    慌てる私。階段の下で彼がニヤリとして、
    「嘘だよ、ばーか。お前のパンツなんて誰も見たくねえし」
    もう大嫌い、なんて大騒ぎしていると、「いちゃつくな」と彼の友達がからかう。
    「お前あの子を好きだろ」
    そう言われた彼より、私の方がドキドキした。
    「は?あんな奴好きじゃねえ」
    本当かよ、と盛り上がる男子達を尻目に、私は本気でショックを受けていた。
    皆泣きだした私に驚く。
    「あ、おい」
    恥ずかしくてそこから逃げ出した。

    「待てよ」
    息を切らせて追いついた彼が、私の腕を掴む。
    「お前、なんでいつも俺の嘘は見抜けないの?」
    目を見開くと、彼が言った。
    「ごめん。でも、好きじゃなきゃこんなに構うわけないじゃん…」
    私も好きだった、と泣きながら言う私に、アイツは「俺はお前の嘘なんてお見通しだよ」と笑った。

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    • 幼なじみ
    • 放課後
    • 駅前

    奈々は、幼なじみで中学まで一緒に登下校をしていた。
    高校は、別々になってしまったが、1か月前の奈々の誕生日にやっとの思いで告白して、付き合えることになった。
    今日は、『付き合って1か月記念日だね!デートしよっ!』と奈々が誘ってきた。
    それなのに、HRが終わってから先生に雑用を頼まれ現在、集合5分前。
    「はぁ、はぁ、居たっ。」
    駅前の噴水の前にいる、奈々を見つけ息を整え声をかけようと近づく。それなのに、目の前まで来ても俺に気づかない。
    スマホ見ながら、嬉しそうにしてるし…
    「奈々っ。」
    俺に気付いて欲しくて、腕を引っ張った。
    手を引っ張った時に見えた画面、、1か月前に告白し日に2人で撮った写真だった。
    その写真見て、嬉しそうだったの…
    『あ、漣!来てたんだ。』
    「うん、遅くなってごめん」
    『全然、大丈夫!』
    上目遣いで俺を見上げてきて、デートを楽しみにしてくれてたんだと思えた。

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    • 憧れの先輩
    • お昼休み
    • 屋上

    「手を挙げろ!!お前はもう包囲されている!」


    昼休みの屋上、私は唐突に彼氏である先輩へ手で作った拳銃を向ける。


    「なんだ?ガキ戻りか?」



    「うっ…だ、黙って手を挙げろー!」


    私の奇行に戸惑いながらも手を挙げてくれる優しい先輩。


    私は意を決して先輩の背中に手を回してギューっと抱きついた。


    「は…?!」


    普段、恥ずかしがって自分からできないハグ。今日は素直になってみた。


    「先輩、大好き…ですっ…!」


    ああ、言えた。
    先輩はどんな反応なの?怖くて顔が見れないでいると、急にギューっと抱き返された。


    「…俺の彼女、可愛すぎ…っ…!」


    先輩は腕の力を緩めないまま、私の耳元でこう囁いた。



    「俺は愛してるよ…。」


    普段、好きを言葉にしない先輩。
    ああ、たまには勇気出してみよっかな!



    今日も私は貴方のおかげで幸せです。

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感想ノート

あたたかい冬の日に雨降り (Haine Mika/著)

  • わたしはイチが、この先もずっと、葉月のことを忘れられないのではないかと思っていました。
    そしてイチは優しいから、忘れられていないことを自分でわかって、ひとりでいるのではないか、と。
    でもこの作品のなかで、ソラさんという人がいることを知り、嬉しくなりました。
    きっとソラさんは、イチの身になにがあったのかを知っているのだろうと。
    昔のイチが葉月にしたように、寄り添ってあげているのでしょう。
    いろいろな意味が込められた「おかえり」に感動しました。
    イチにも大切なひとができたこと、カナと葉月が、前を向けていることが本当に嬉しいです。
    きっと少し経ったら、わたしはこの作品を読み返すのだろうなぁ、とおもいます。
    これからも、がんばってください!!!

    紀谷   2018/04/02 11:17

    ご感想の書き込みありがとうございます
    こちらまで読んでいただけて嬉しい限りです

    優しいイチだったから
    それに見合う素敵なひとが現れるはず
    とおもいながらこの作品を書きました

    きっといつまでたっても葉月は特別に変わりないけれど
    イチが葉月にしたように
    それと同じことを自分にしてくれる人を
    大切におもうようになるのではないか、と。


    このたびは素敵なご感想をありがとうございました
    関連作全部読んでいただけうれしかったです

    今後もがんばります!

    作者からの返信 2018/04/20 22:09

  • まなえもん様

    ご感想の書き込みありがとうございます!
    1万文字にも満たない作品でしたが、そこからいろんなものを読み取ってくださったみたいで、とても嬉しいです!

    人それぞれ感じることは違うんだと思いますし、そのどれもが正解だと思うので、物語の答え合わせのようなものはここではしません!

    が、ちょっとした裏話をすると、どの作品にもきちんと書いていないのですが、作品中に出てくる『ソラ』はイチの同僚であり、葉月の元同僚(仲良し)という設定でした(^^)本編最後の結婚式のシーンで出てきた『会社の同僚』というのは実はソラのことなんです。……これを知っていると、イチのなにげない一言に少し意味がプラスされますね(笑)

    この作品はいろんなことを想像して読んでいただきたかったので、いろいろ書きたかった部分をあえて削って書いたものでした。伝えたいことが伝わっているかとても不安でしたが、こうしてご感想をいただけ、いろんなことを考えて読んでいただけたと知り、心から嬉しいです!

    わたしも、イチの気持ちが救われて、よかった~という安心感でいっぱいです(笑)イチのことを最後まで見守ってくださり、ありがとうございます。
    文章力についてはまだまだ精進していきます!!

    このたびはご感想、本当にありがとうございました!

    Haine Mika   2016/02/09 19:12

  • イチがちゃんと前に進めて良かったです!

    最後シーンの、「俺の顔をちゃんと見ろ」は、まだ僅かに、残っていないようで残っていた葉月への想いを完全に断ち切った瞬間なんだなぁって思いました。

    また、ソラさんもそのことに気づいたからこその間。そして「おかえり。」


    そのやり取り1つでイチの決意を表せる作者さんはすごいなぁと思いました。


    そして、これは勝手な想像ですが、ソラさんは葉月に似ていて、イチは少なからずソラさんを葉月さんに重ねていたのかなぁと思いました。


    本編では報われなかったイチの気持ちが救われて、また新たな一歩を踏み出すことが出来て良かったなって思いました。


    長文失礼しました。

    まなえもん   2016/02/08 18:30