近くにあった茂みに身を隠し、その隙間から現場を覗く。 えっと……………。 「急に呼び出してごめんね」 頬を赤く染めながら、首の後ろを触る1人の女の子と………。 「別に、気にしないで」 爽やかな笑顔を見せる大翔が居た。 やっぱり大翔だったんだ。 用ってこれのこと? 「こんなところで見ててもいいかな?」 隣に居た沙耶の言葉が耳元をさわった。