黒狼と猫の総長様





『んじゃさー! レーちゃーん!』




私の両手をつかんで顔を見上げる愛斗。



『僕と付き合わない?』





そう言った愛斗に首をかしげる。




『……良いけど。


どこに?』




そう言った私に、愛哉と壮一が吹き出し、愛斗がぽかーんと私を見る。




『それ、本気?』




『……本気以外、何があるの?』





その言葉を聞いた愛斗も、愛哉と壮一と一緒に笑い始める。




……何がおかしいのか。




私は、いたって真剣に答えたつもりなのに。




『レーちゃーん、絶対告白されたの1回じゃないでしょ!!!!』




そう言って笑う愛哉に、首をかしげる。





『言いかえますよ?


最近男に呼び出されたのはいつですか?』








壮一の言葉に、少し考える。



最近、呼び出された?




『……一昨日…とか?』





その言葉にやはり笑う3人。




『レーちゃん鈍感すぎっ』




お腹を抱えて、悲鳴のように言う愛斗。