ー壮一サイドー
小さい頃から、俺は英才教育というものを受けて育ってきた。
そのおかげ、なのか。
周りの子の何倍も先の勉強をしていた。
その頃は、自分が家を継ぐ事に大切な事だとだけ思い、親の為に、必死に勉強した。
スポーツも、頑張った。
かけっこでも1位で、リレーでもアンカー。
中学全国模試も一位をキープし続けていた。
のに。
両親は、さも当たり前とでもいうように、俺を褒める事はしなかった。
今まで、一度もほめられなかった。
始めて、花を生けたときでさえも。
その時くらいからかな。
俺は、家の奴らの目を盗んで、悪い奴らとよくつるむようになった。
悪い奴らって言っても、喧嘩するだけの喧嘩馬鹿の集まりだった奴らと。
そこで、俺は愛哉と愛斗に出会った。
愛哉と愛斗の家もお金持ちだった事もあり、何かと意気投合した俺たちは、3人で遊ぶようになった。
……その時に、俺たちは祐希さんって言う、俺らの一個前の総長に拾われたんだ。
そこで、翔に出会って、また意気投合して。
その後に琉が来て。
今は楽しく過ごしてる。
『……まぁ、こんな感じですかね』
ー壮一サイドendー



