そう私に言ったのは紛れもなくここの部屋の持ち主で。
『……ルキ、人がいるなら言ってほしかった』
『お前、俺が忠告する前にドア開けたよな??』
『……何かの勘違い』
『いやいやいやいや。
なにその、私は悪くありません的な奴!!!』
いやだって、いつもいないんだから、
ノックなんてするわけ無いでしょ?
『……いやな予感的中』
『予感してたならくるなよ』
『……イヤ。
屋上で寝てたら男がよってくるわ下がうるさいやらで仕方なかったんだ───って……さっき校庭にいた……』
目があったよね。
たぶんだけど。
黒髪と赤髪とね。
『……お前、誰?』
うわー、、黒髪まさかの無口&俺様!?
残念なお方。
『……私、は、黒羽玲彩。
名前くらいなら知ってるでしょ??』
私が名前を言うと、ばっと立ち上がる5人。
『お前、ここから出て行け』
『『僕たちの嫌いなタイプ!!!!』』
『貴方のような人種は苦手なんです』
『……』
いやいやいや、、いろいろおかしくない?



