『できれば、約束するわ』
そこまで言い終わり、不審に思われないよう、海斗から離れる。
人気者の先生の海斗が、私といたら変な噂が立つに決まっている。
私はどうでも良いけど、これは、海斗のクビにも関わるから。
『……長い』
私の言葉は、誰にも拾われずに消える。
長すぎる。
全国No.1の夜猫でも、苦戦する相手。
毒蛇と黒虎か。
中々、やるらしい。
その時だった。
体育館近くに殺気を感じ、目を開ける。
それと同時に、体育館の扉が吹っ飛んでいくのが視界に入る。
……野蛮人。
体育館の扉の方に視線を向けると、ニタニタと笑う毒蛇と黒虎らしき人達がいた。
『……鉄パイプ…
ナイフに、金属バット……』
完全なる、武器。
喧嘩は、素手でやるものでしょう?



