ニヤリとまた、意地悪く笑った黒髪を見て、ため息を漏らす。
『……覚悟しろ、黒羽玲彩』
そう言ってなお、笑う黒髪を見る。
『お前は、絶対に夜姫になる』
夜姫、ねぇ?
『貴方達、夜猫?』
『ああ。
言ってなかったな』
『……姫の呼び方でわかったから、いい』
それに、ルキと海斗とリリさんが夜猫だって話は聞いていたし。
この前の理事長室の様子を見れば、ルキ達の後輩だとすぐにわかった。
夜猫。
全国、No. 1
トップに悠々と君臨する。
絶対的王者。
……あいつも、確か、夜猫だった。
偶然、すぎる。
まさか、あいつのいて暴走族の姫に誘われてるなんて。
……数年前なら、頷いてた?
ねぇ?
祐希……



