黒狼と猫の総長様





『……必要ない』



『それは俺が決める事ですからね』





『……勝手にして』




溜息をついて私がそういうと、ガッツポーズをする月夜。



『いつにしますか?』


いつ、か。



『……壮一、いつが良い?』



これは壮一の事だから。と、壮一の方に視線を投げかける。




『……俺は、出来るなら一週間後が良いです』




一週間後……。


そうだな。それが妥当だ。



『じゃあ、一週間後。

場所は、黒羽財閥経営のホテル。

……よろしくね、月夜』




『了解しました』




そう言って、月夜が部屋から出て行く。


『『本当、デカイ家だよねー』』





それと同時に、緊張の糸が途切れたのか、いつも通りになる愛哉と愛斗。




『……そうでもない』




私が反論すると、琉が抱き付いてくる。



『琉⁇』


『……俺、時期時水の跡取りとして行く』




……そうか。


琉のお爺さんは、時水財閥だったね。



『『僕達は、M.A&Tの跡取りとして行く!』』




『……俺は、咲神組の時期組長として行く』




愛哉と愛斗、そして翔も、その後に続く。



『……壮一は、米田の時期当主としてきてよ』




私の言葉に、壮一が頷く。