黒狼と猫の総長様





『……そろそろ、出てきなよ』




階段の方に目を向け、そう言うと、バツが悪そうに、驚きながら彼らが出てくる。





『『さすがレーちゃんだね』』



『いつから、気づいていました??』





いつから?



『……新名に、イチゴオレをもらったとき』


あのときの無駄にしつこい新名は、きっと、翔達からメールをもらって、私を足止めしてたんだと思う。




どこに呼び出されたかまではわからなかったはずだからね。



『……玲彩、流石』




『……で。




お前ら、こんな事してタダで済むと思ってねぇよな?』




翔が私の後ろの女達に向け、殺気を出しながらそう言った。




……この前の女もいる。




それがきっと、翔のさっきの原因だ。




あのときは注意してあげてたのに、またしちゃったからねー。




まぁ、翔は知らないだけで、この人は、3回目なんだけど。





『……ヒッ、翔様!?』




青ざめながらあとずさる女達に、愛哉と愛斗が追いついをかける。





『『レーちゃんに手、出さないでくれない』』




そうだ。


この2人、キャラが変わるんだった。




ものすごくギャップを感じる。