『玲彩……俺、起きるの苦手』
目を摩りながらそういう琉に頷く。
逆に、琉が起きるの得意だったら、それこそ驚きなんだけどな……。
『俺が、起こさなきゃいけないんですよ』
そう言って、壮一が琉を指す。
『へぇ』
話、逸れてるよね?
今、何の話になってるんだろう。
『双子は、起きるのが早いんだよ』
『『翔君はいつもバラバラだけどねー』』
……あ、何となく、わかった気がする。
『つまり、愛哉と愛斗が起きるの早いから早めに来てるってことでしょう?
翔はバラバラ。
壮一は、琉を起こさなきゃいけないから遅いわけね?』
『『そういう事ッ!
さっすがレーちゃーん!』』
声を揃えて、ウィンクをしながら私にそう言った2人に、苦笑いを返す。
わかったのは良いけど、二人のテンションが高いのは治らない、よね。



