黒狼と猫の総長様





『……まぁ、イチゴも好きよ』



1番はやっぱりイチゴオレだけど。



『おはようございます』




『……おはよ』




飴玉を口の中で転がしながら、愛哉と愛斗の話を聞いていると、壮一と琉登校してくる。




……アレだよね。




5人とも、同じ時間に登校してこないよね?



『……どうかしたか?』




私の視線に気づいた翔が、頰づきながら私に視線を向ける。




『皆、五人で登校しないんだね』




思ったことを口にすると、5人ともポカーンとした後、いきなり笑い出す。







『……何事』






『玲彩さん、面白いですね、本当!』




『何で』


『『レーちゃん僕達はねー!


同じところに住んでるんだよーっ』』






……て事は、倉庫だよね?



だったら、尚更5人で登校しない意味がわからなくなる。




そりゃあ、5人で登校するんだったら、煩くはなると思うけど。





でも、面倒よね?


バラバラだなんて。