黒狼と猫の総長様





『翔、私は仕返ししたいの』



『……そうか』



『そうじゃないと、楽しくないでしょう?』




私の言葉に同意して頷く翔を見て、愛哉と愛斗が翔から一歩遠ざかる。




『愛哉、愛斗。


何で遠ざかる?』





『れ、レーちゃんも』


『翔君も』


『『恐いよ、考えがっ!!!』』





んー……だからね?


怖いってどこらへんが?


あまり、わかんないんだよね。






『怖いか?』


『いや?』



翔と目を合わせて、首をかしげる。



その様子を見て、愛哉と愛斗が、また後ずさる。





……この話、やめようか。




『……愛哉、愛斗。



飴玉、食べる?』





ポケットから飴玉を取り出し、2人に差し出す。