黒狼と猫の総長様





……このまま行くと、机が無かったり、教科書が無かったり、体育着が無かったり……。




そんな感じだと思う。



……ものなくなり過ぎだけど。




別に、教科書なんて使わないから、良いのかもしれない。




『『レーちゃん、どうしたの⁉︎ それ!』』





席に座り、外を眺めていた私を見た愛哉と愛斗が驚いた声を上げる。






『……悪戯』




チラッと視線だけ向けて、そう言う。




まぁ、この2人がそれで納得するはずはないと思うけど。




『『レーちゃん、嘘はダメだよ?』』





目を細めて私を見る2人に、笑みを浮かべる。




……伊達に、夜猫の幹部じゃないね、2人とも。




直感力が鋭いし、洞察力もある。