黒狼と猫の総長様





『……何だっけ』




少し考えたそぶりを見せる玲彩を、ソファーを囲んでいる奴らが首を傾げながら見る。






『……そうだ。





……おはよう?』




何故か語尾にクエスチョンマークをつけながら、玲彩がそういう。





『『レーちゃん、おはよっ!』』



そんな玲彩に、ニッコリ笑いながら愛哉と愛斗が返す。





『……玲彩、はよ』




そう言って玲彩に抱きつく琉を、慌てて愛哉と愛斗が引き剥がす。






『『琉君⁈ レーちゃんにくっついて良いのは、僕達だけだよ!』』





『貴方達もダメですよ、愛哉、愛斗』





意味のわからない主張をする2人を、壮一が一喝する。






『……玲彩、おはよう』






言い合いを始めた愛哉、愛斗と琉を呆れながら叱る壮一。





そんな奴らを横目に、玲彩にそう言う。





『……おはよう、翔』