黒狼と猫の総長様





そんな事を話していると、いつの間にか、理事長室についていた。




『……何やってるんだ、お前ら』





理事長室の中に入ると、何故かソファーに寝ている玲彩を囲んでいる奴ら。





『『シーッ! レーちゃん、起きちゃうでしょ』』





……まさか、寝顔を眺めている、とか?






『どうやらその様ですね』





『……悪趣味な奴ら』




俺の心を読んだ様に答える壮一に、内心驚きながら答える。





『……んー…』



それから少しして、玲彩が小さく唸る。



『……玲彩?』




琉が玲彩の顔を覗き込むのと、玲彩が目を開けたのは同時だった。




『……琉?』





不思議そうに目の前の琉を見て、辺りを見渡した玲彩は、俺達がいることに気づく。





『……何で居るの』




『マイハニー! 迎『姫さんを、迎えに来ただけだよ』

真? 僕の言葉を遮らないでくれないかい?』





そう言った城間を完全にスルーし、真の言葉に頷く玲彩。




……玲彩には敬語じゃないんだな。