黒狼と猫の総長様






誰、と言われても。



何と説明すれば良いのかわからない。




『……ストーカー?』





『『『『『『は?』』』』』』







……6人でハモらないでよ。



なんか、馬鹿にされている気分。




『『……ストーカー?』』



私を覗き込んで首を傾げる愛哉と愛斗を見て、苦笑いを浮かべる。




『……まぁ、ね』




ストーカーと言うか、目をつけられていると言うか……。





『ストーカーだなんてひどいじゃ無いか、マイハニー!』





甲高い、いつ聴いてもゾッとするような台詞を吐いた男が教室に入ってくる。






『先程の男ですね』


『……玲彩の、ストーカー⁇』





そう言いながら、男から私を離すように間に立つ2人の背中に隠れる。





『マイハニー、ストーカーに合ってるのかい?』





『お前だよ』





壮一と琉の言葉を聞いて、男が私にそんなことを聞く。






……すかさず翔が突っ込んだけど。





『僕のマイハニーに危険が……‼︎

誰だい?』



……しかも全く聞いていない。