私が書いた紙をさして、琉が笑いをこらえながら聞く。
まぁ、その気持ちわからなくもない。
私も、この紙見た時は笑ったし。
『……ん』
『あいつの方が馬鹿だろ』
『……ククッ』
『『わーお』』
『……斬新な間違え方ですね』
【鹿馬】
そう書かれた紙を見て、それぞれが笑いをこらえながら思った事を口にする。
……琉は笑っているだけだけど。
『これは最早、イジメでもないよな』
『……ん。
面白いから、掲示板に貼った』
『……御愁傷様』
私の言葉に苦笑いを浮かべながら、翔が手をあわせる。
『『レーちゃん、最高!』』
愛哉と愛斗はとうとうこられきれなくなった笑いを爆発させ、笑い転げている。
『玲彩さんを虐めるとなると、計画が必要のようですね』
メガネを押し上げながら紙を見つめ、壮一がそういう。
壮一のイジメ、か。
楽しそうだね。
予想もしないことが起こりそうだ。



