黒狼と猫の総長様





『俺の見た感じ、あの子もそんなタイプだと思うけど?』




……そういう事ね。




つまり、自分と壮一は同じだ。と言いたいわけ。





『残念だけど。



壮一は、あんたみたいな奴じゃ比べ物にならないよ。

そのくらい、いい奴だから』




そう言って、ふっと笑う。




壮一の偽物みたいな奴、か。




面白い。



強い奴は、好きだ。



こいつの性格は嫌いだけど。



『……俺は、お前が嫌いだ』




『好かれようとなんて思ってないけどね』




『けど、強い奴は、好きだ』




そういうと、男が笑う。






『俺も、今、君が気に入ったよ。



俺の名前は古谷弥生。


手加減頼むよ。琉君』




『手加減なんてしない』





『そういうと思った』




そう言い、弥生が俺に殴りかかってくる。





それを受け止めて、俺は、笑った。






『……楽しみ』





ー琉サイドendー