黒狼と猫の総長様




そう。


今の言葉は本当に何となくで。





何で私もそう言ったのかわからなかった。





『……変な奴』





そう言って馬鹿にしたように笑う翔の足に蹴りを入れる。





『……いっ』





『私、翔よりは普通の人だから』





それだけ言って、翔から視線を外す。






『……琉。眠いの?』





まだ朝だというのに目をこする琉の顔は、今にも眠りそうな顔で。



そんな琉の頭を撫でてやる。





『……どうせ自習だし。

寝ていんじゃない?』




『……ん。寝る』







私を教室の外に引っ張り、空き教室に向かう琉。




『……琉?』





『ここで寝る』





『……え?』




私を引き、椅子に座らせた琉は、私の膝の上に頭を乗せる。





まぁ、つまりは、膝枕の状態。





『『ちょ、琉君!』』