黒狼と猫の総長様





その後のことは、良く覚えていない。




ただ、自分のせいで祐希が死んだってことは分かった。







それでも、両親や、透さん達が支えてくれた。




そんなある日、私の誕生日に、お父さんとお母さんは、私に秘密で誕生日プレゼントを買いに行った。






だけど、その帰りに、トラックに衝突して、2人は帰らぬ人となった。





私がその事を知らされたのは、警察がうちに尋ねてきた時。





頭が真っ白になった。





祐希だけでなく、お父さん達まで……。






私は、ルキ達の言葉を聞かず、繁華街に行っては喧嘩して、ストレスを発散した。






その時、聞こえた声。






それは、加藤のものだった。






『あの2人は案外簡単だった!!!』




『ああ! 時雨組って言うからもっと辛抱強いものだと思っていたよ!』





その会話で、すべてを察した。




私の両親を殺したのは、事故を仕向けたのは、加藤なんだって。