【幸樹 side】
あれから3日が経った。
俺は佳菜の学校の近くに迎えに来ている。
あ、ちなみに仕事はしてません。
なーんてねっwww
ちゃんとしてるよ♪
稼げる仕事をしてるから、月に500万は
もらってる♪
あっ、佳菜だ……えっ?
隣の男は誰?
何でそいつといるの?
むかつく。
『幸樹さん♪お待たせ〜♪』
『おう、はやく乗れ』
『…? 何かあったの?大丈夫?
私でよかったら聞くよ?』
気づいてないのかよ、このバカ…
『いや、なんでもないよ。学校お疲れ』
嫉妬でおかしくなりそうだ。
彼氏でも何でもない俺が嫉妬しても意味がない
『今日は行きたいところがあるの♪』
『どこ?連れてくよ』
『海!!!!!!!!!』
いいねぇ…って、は?!
待て、今冬だぞ?!
『風邪引くぞ』
『え〜…だってぇ…どうしても冬の海行きたくて…』
うーわ。そんなしょぼーんって顔されたら
断れねーじゃん
『はぁ…わかった、連れてくよ。そのかわり、
俺から離れるなよ?暖められないから』