「失礼します。宜しくお願い致します」

「あら、綺麗な顔立ちね。此方こそ宜しくね。
それじゃあ魔力をこの機械に流して下さい」

「恐縮です。失礼ですが、この機械は幾らまで耐えますか?」

この担当者も結構美人だと思うが
まぁ言わないけど

「えっと20万までなら大丈夫よ!でも変な事を聞く子ね」

「いえ、ありがとうございます。では魔力流します」

20万ならなんとかなる
魔力防御具どんな形にするか考えないとな
そろそろ20万に到達するし魔力止めるか

「こんなもんか、先生魔力幾らですか?」
そういうと、教師はハッと我に返り、急いで魔力検査機を見た


「え?20万?伊月さん凄いわね、貴方20万よ!
それにまだ出し切ってないような感じだったけど、、、」
当たり前。出し切ったらこの世界壊れる
それに20万とか別に普通じゃねーのか?

「ありがとうございます。昔から魔力には自信あったので、でもそれ以外は不得意ですが。
では行きますね」
「あ、ちょっと待って。
はいこれ。Sクラスバッチのロイヤルバッチよ
それと1年と分かる様に緑色のバッチ、これも付けて頂戴ね。2年は青色、3年は赤色っていうの仕組みなの」

「ありがとうございます。
分かりました、では失礼します」
軽くお辞儀して検査室を出た