「いっ君〜大丈夫かい⁈」
「あ、はい。大丈夫です
というか僕が学生って。それにいっ君はちょっと…。」
「学生って事はマスターから聞いたんだよ‼︎
えぇ〜いっ君って駄目かな?我ながら良いあだ名だと思ったのだけど…。」
そんなにショボーンとした顔で言われても…
何か、泣きそうになってるし面倒くさい。
それに…
(アルム笑うなよ、)
(いや。すまん。頑張って耐えてるつもりなのだが…無理だ)
ちっ。アルムに笑われた
別に良いんだけど、いっ君は流石に辞めて欲しい。まぁそんな事言える訳でも無くて

「あ、あの。翡翠さん
いっ君で大丈夫ですので、泣かないで下さい
それと僕は魔力が他より多いって事だけなので尊敬なんて、そんなまだまだです」
そう言って所持してたハンカチを渡す

「いっ君‼︎‼︎
君は何て良い子なの!わたし嬉しいよ、」

この人もう嫌だ…。