「うっひゃ~、そりゃ驚きだ。カイくんよっぽどあんたに興味ないのね~」
「う、うっさい!」
言われなくても分かっとるわ!これでも割と傷ついてるんだ!
悔しいから言わないけど!
「まぁ、ナツは貧乳幼児体型だし、仕方ないか」
人が気にしていることを…この女は!!
自分が爆乳でボンキュボン!だからって…!
さっきから的確な指摘ばかりで傷は抉れ放題だ。
「で、今日は寄り道するの?」
「い、一応…」
今日で1年。約束は一週間前にした(かなり強引にだけど)。
どうせあいつは記念日だって覚えてないだろうけどね!!
「まーまーそー落ち込むなって」
いや3割くらい君のせいだからね?それと棒読みすぎるよ?私たち友達だよね?
「仕方ないから協力してあげる」
「えっ!!さすがミカさま!!女神だ!!」
「駅前のパフェいただき~」
「え」
この女神様は無償の愛をくれないらしい。
