うわぁあぁあ、どうしよぉおお。 不良との距離、あと5メートル。 3メートル。 2メートル…… 1……。 あぁ……死ぬぅ……。 「よぉ阿久津♪来たか♪」 「……あぁ」 へ……、知り合い? 「阿久津さん?まじで阿久津さんッスか」 「うおー、すげぇ。俺、ダチに自慢しよ♪」 「この学校来たって本当だったんすね」 転校してきてまだ2日しかたっていないのに、何故かここにいる不良達はアクマの知り合いらしかった。