これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて

 
「一年かけて、お前のペースで歩いてやるよ。まずは友達としてスタートだ。

卒業したら必ず迎えにきてやる。絶対に逃がさねぇから覚悟しとけよ!」




ーーブォン‼


唸り声をあげたバイクは、そのまま住宅街を走り去っていった。

近所迷惑にならないか心配になる。



彼女の立場としてはイチコロであろう、かっこいい捨て台詞を残していったアクマ。

そんな奴を、あたしは半ば放心状態で見送っていた。




虚ろな瞳で空を見上げ、一言。






「………逃げられない気がしてきた」



憔悴しきった顔で呟いた。






~fin~