「いーかげん入ってくれよな。 天下の阿久津が俺の族にいるってなっただけでも百人力だぜ」 「めんどくせぇのは嫌いだ」 「ははは‼相変わらずだな♪」 ひどく上機嫌にそう笑う杉崎。 「ま!俺とお前はダチだ‼ 変に引き込むよりは、今の状態のがお互いに心地良いかもな」 「そうしてもらった方が俺も楽だ。これから先も、アンタの誘いにはのらねぇ。 ……そういう事で、部外者は消えるぞ」 「おう。またな」