倉庫の真ん前には、どこかで見覚えのある男達が数人立っている。 多分、屋上で見かけた人たちだろう。 「よう、阿久津。来たか♪」 「ああ」 聞き覚えのある会話。 杉崎の姿を確認したあたしに緊張が走る。 それは、海藤の後輩たちも同様だった。 「こいつらが今日話した海藤の後輩たちだ。 杉崎さん、良ければアンタの族の仲間にでも加えてやってほしい」 「族ねぇ……まぁ、こいつらの覚悟しだいだな。 なぁ?」