その場にいた一人が、あたしの元に走り寄ってきた。 「すいません、手荒なマネをして……怖かったですよね? 今、テープ切るんで……」 そういってナイフを取り出し器用にテープをはがしていく後輩の一人を、あたしはただ茫然と眺めていた。 「てめぇら……どーゆーつもりだ!?ぶっ殺されてーのか!!?」 大声で威嚇する海藤。 「俺達!!……もう海藤さんについてけません‼」 「なんだと!?」 「あんたには……上に立つ資格なんかない」