アクマを追いかけ、また腕に絡みつく。 その様子を見て、あたしは拳をきつく握りしめた。 爪が食い込んで痛いはずなのに、その時は痛いとは感じなかった。 それぐらい腹がたっていたんだ。 「……遊ばれてた。それぐらいよく解ってる……改めて言われなくたって、しっかり理解してるもん。 いじめられてたって事でしょ!?」 涙を堪えながらそう口にする。 しばらくその場にいたけど、あたしは辛い気持ちを何とか落ち着かせて校門をくぐった。