からかってたのは、アクマの方でしょ? そう言うつもりだったけど、 「とぼけんなっ‼」 また怒声が響き渡った。 それと同時に顎も離してもらったけど、やっぱり乱暴だ。 「お前だけは……違ったのによ……」 そう言うアクマの顔は、苦痛に歪んでいた。 「阿久津くん……」 今にも泣き出してしまいそうな表情だ……何故だか、とても申し訳ない気持ちにさせる。 「……気だった、凪桜の事……」 「え?」