あたしをきつく抱きしめながら耳元で囁く。 「あの時……公園で海藤達に絡まれた時…… 二度と怖い思いさせねぇって約束したのに…… 本当にすまない……」 顔は見えないが、声だけで伝わるぐらいアクマの謝罪は真剣そのもだった。 そのアクマの様子に、あたしはだんだん混乱してくる。 一瞬、『アクマと山本さんは無関係説』が脳裏をよぎったけど、そうすると山本さんに叩かれた意味が分からないし。 アクマが自分を好きになるはずもないので、その説は必然的に消去された。