「10」 「ちょ、ちょっと待って」 「9」 「わわゎっ……まっ、待ってってば」 「8」 ひぃ゛いぃぃい。 容赦なく続けられるカウント。 この状況から必死で逃げる術を考えるけど、10秒と言う短い時間で良い考えが浮かぶはずもなく――…… 「3……」 「…………」 「2……」 カチャリ……。 「……良い子だ」 ラスト1秒と言う所で鍵を開けた。 もう……どうにでもなれ。