それは自分の勘違いだったんだ。 恥ずかしいよ。 きっと、アクマはそんな自分を嘲りに来るんだ。 びしょ濡れの自分は、良い笑い物に違いない。 「……何されたんすか?」 「何もされてません。 早くどっか行って下さいっ、一人で大丈夫だから」 半分泣きながら外にいる人物に叫ぶ。 この後輩がいる限り、外に出られない。 出たくない……見られたくない。 その時――…… 「……阿久津さんっ」 「……っはぁ……ハァ……凪桜は?」 アクマが到着した。