これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて

 
「……ひ、人違いです」


緊張で声が上ずった。

びっくりするぐらい情けない声に思わず赤面する。




「……もしもし、阿久津さんッスか?

見つけました。野外トイレです」



あたしの人違い宣言を無視して、その男子はアクマに電話をし始める。




「間違いありません。30分以上ここにいます。

その間、誰も出入りしてません。

声も聞きました。……ハイ、ハイ。

分かりました。そのまま見張ってます。じゃ」