ーーバシン‼ と大きく音がしたかと思うと、左頬に刺すような痛みが走った。 気がつくのが遅れたけど、どうやらビンタをされたようだ。 「……っ!?」 少し後ろによろめく。 「今まで男嫌いなんて嘘つきやがって。 お前なんかが優真と付き合える訳ねーだろ? ちょっと男に人気あるからって、調子乗んなよ!」 「な、なんの事」 あたしは激しく動揺していたけど、同時に冷静でもあった。