……周りには誰もいない。助けを呼ぼうにも出来ない状況だ。 「早く来いよ‼」 別のギャルがあたしの腕を掴んで引っ張る。 それと同時に周りを囲まれた。 逃げる事も叶わず、連れていかれたその場所は運動場近くの野外トイレ。 利用する生徒は、ほとんどいない。 「あ、あの……一体何のよう――……」 怯えながらそう口を開いたけど、最後まで話させてもらえなかった。 「てめぇ、調子乗ってんじゃねーよ‼」