「ゴミ捨ててくる」 そう言って、捨てられたお弁当の入ったゴミ袋を持って焼却炉まで向かう。 肩を落とし、トボトボと歩く。 焼却炉に着いてゴミを置いた時には、また泣きたくなった。 「高瀬さん」 「……っ」 しかし、その涙もすぐに引っ込む。 何故なら、今一番会いたくない人達がそこに勢ぞろいしていたから。 「ちょっと来てくんない?」 そう言う山本さんは、有無を言わさない威圧的な態度だ。