なぜだか、あたしは今この瞬間そうする事が最良の策だと感じた。 ……なんだか、ここには居たくない。 空気のように……空気のように…… 半ば呪文のように心の中で『空気』を唱える。 そろそろと腰を上げて立ち去ろうとしたら――…… 「どこ行くんだ」 ……気づくよねぇ~。 速攻アクマに呼び止められた。 大人になったアクマには、この作戦は効かないらしい。 「えっと……」