図々しくも、アクマの隣に座って腕を絡まらせている。 「……おい――」 「ね♪今からでしょ!?一緒行こうよ♪」 そのやり取りを、あたしは息を殺して見守っていた。 こう言う時は、空気になる事に徹する‼ いじめっ子達が別の何かに気を取られている間は、こちらには何の被害もない。 自分と言う存在を、空気のように消すんだ。 そして、慌てず騒がずこっそり逃げる。 小学校の時に覚えた防衛手段。