「二人が付き合ってるって知られてから、阿久津くんの追っかけだいぶ少なくなったんだよー? でも、あの人達は違うんだよねー。 今までは凪桜の見てないとこでアピってたのに、急にどうしたんだろ?」 不思議そうに首をかしげる環菜を横目に、 「……あんな奴のどこが良いんだか」 と、いつだったか言ったであろう台詞をはくあたし。 「またそんな事言うー‼阿久津くん良い男だよぉ?」 そんな友人を無視しながら席に向かう。 その間も、チラチラとこちらを伺う不愉快な視線はずっと感じていた……