「今日はそのペースが見たくて誘ったんだ。

凪桜は凪桜のペースで歩け。俺が凪桜に合わせる。

お前がこれから経験する沢山の『初めて』を、お前のペースで歩いて行く。

今日はその第一歩だ。宜しくな」





そう言って歩き出すアクマは――……




……あ‼



手を繋いで来なかった。