一瞬の沈黙の後にアクマが口にした言葉は、 『……悪かった』 の一言だった。 『配慮が足りなかった……色んな事が初めてなら、凪桜のペースに合わせないとだよな。悪かった』 「う、ううん……」 優しい口調になったアクマに、ホッと胸をなで下ろす。 この隙に電話を切ろうと、 「じゃ、じゃぁ……キャッチも入ってるから、そろそろ――……」 と、言いかけたところで 『凪桜、明日ヒマか?』 「へっ!?」 アクマに遮られてしまった。