―――――――――― ―――――――― 放課後。 あたしは猛スピードで帰る準備をしていた。 「凪桜、何してんの?今日は校舎案内じゃー……フガ!?」 「しー‼喋んないで‼」 大慌てで環菜の口を押さえる。 「この男嫌いのあたしが、何が悲しくて2人っきりで校舎を歩き回らなければいけないのよ‼バックレるに決まってんでしょ!?」 「っ!?……むがー!?」 異論があるらしい環菜は、フガむが言いながらあたしの手を振りほどいた。