アクマがタイミング良く助けに来れたのも、彼らのサポートの賜物だろう。





……どうしよう、


…………重い。





まだ付き合ってないのに(あたし的には)、そこまでされると重く感じる。







「とりあえず、俺家戻るから後宜しくな。
行くぞ」



話を終えたらしいアクマは、公園の外へと歩き出す。

あたしも無理やり歩かされた。






「あ、阿久津くんとこ行くの?なんで?」


「膝」


「え!?」



「怪我してる」